ゴム跳びもそうでしたが、やはり女の子たちがやっていたことで「あや取り」というものがありました。
輪にしたヒモを指先で器用に取って次の人に渡す。
その輪のとり方で次の人は違う形にする。両手でかけているテンションを崩さないように取るわけです。
そしてまた次の人がそれを取って形にする。
誰でも知っていることだと思います。
しかしあれも私にはよくわからないものでした。
やってみるとすぐにアヤが複雑になって、続きません。
わずか数回で行き詰まってしまいます。
どんどんアヤが複雑になる。
最後には小さくなりすぎてとうとう取れなくなります。
あれはどういうのか、途中でアヤを少し戻すようなことでもするんでしょうか。
「アヤ戻し」と言う言葉はありますが、これとは関係ないのでしょうか。
そのまま取っていくと、せいぜい三回、四回ぐらいでそこから先はもうとれないぐらい小さくなってしまいます。
最初はいいです。
その次、そしてその次とどんどん指をかけて形状が複雑になってゆく。
それが橋に見えたり、ハシゴに見えたり、何かの形になるというのはいい。
けれど、それはテニスのラリーのように、続けてゆくようなものではないんでしょうか?
私は、結局その行き詰まるのが違うと思っていました。
どうにもそれが面白くなくて、私はみんながこのゲームのルールというか趣旨を理解しないままでいるような気がしていたものです。
ただ、正しくこのアヤ取りがずっと続けられいるのも知りません。
見たことはないのですが・・・。謎です。
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