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社会見学


 昔は社会見学という授業があったものでした。
 そして子供たちはといえば、外へ遊びに行くのと同じようにその授業を考えていました。



 子供たちにとっては、一種のレクリエーションみたいなものでした。



 官庁を見学に行ったり、裁判所を観に行ったり、結局はワイワイガヤガヤ。工場なんて見に行ったという人もいるでしょう。
 

 しかし、当時の子供たちはそれが社会との接点だあるとは誰も考えてはいませんでした。




 日常は私たち子供を常に取り巻いているものです。

 大人がいて、クルマや電車が動いていて、社会というものの仕組みは見えました。



 私たち子供は社会見学といいながら、実はその「社会を見させられる」という儀式を子供として受け止めていたのかも知れません。

 それはクルマや電車などではなく、私たちが子供として、わざわざ見学をさせていただくもの。

 子供としての立場の確認。
 

 もしかすると、そういう授業が社会見学というものだったかも知れません。



 だから私たちはワイワイガヤガヤと子供でまとまっていました。


 「社会を見学する子供」という、役割、その子供のひとかたまりになるために。

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