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図書館授業


 子供たちはなかなか図書館などに行きません。

 「本を読みましょう」なんて大人たちはよく子供に言ったものです。




 女子なんかは図書館で静かに過ごすなんてことをやっていた人もいましたけれども、男子はまだまだ暴れる方に夢中です。

 そこで授業として図書館ですごすというのが何回かやられました。

 その間は担任は留守にして、日教組とかなんだかよからぬ活動に耽っていたのです。


 当時の小学校は担任の裁量と称し、実に適当なことをしていたのでした。



 図書館をひとつのクラスが占拠します。

 教師はいませんし、図書館司書だっていません。子供らだけでした。


 わいわい図鑑やら辞書なんかを見ています。静かにしないと教師が飛んできますからそこはコソコソと騒ぎます。


 絵本の絵にうっとりするなんて女子にはいましたが、男子はとにかく刺激に飢えていた。



 そうして辞典を見て陰毛とか乳房とか発見してゲラゲラ笑ったりします。

 乳房の説明がおかしいというわけではありません。

 「よく知っていることをわざわざ改まって書かれていることのおかしさ」、そんなことがウケるのは高学年になってからのこと。

 ただそれを発見した、それが辞書なんかに載っているというのだけでおかしかった。



 突然、別なグループでどよめきが起きました。そして図書館全体に爆笑が広がってゆきました。

 誰かが何か発見したようでした。

 植物の図鑑を見ていたのでした。


 言ってみるとそこには大爆笑の原因が開かれていました。

 とうとう抑えられずに大騒ぎ(笑)。


 「ちんぐるま」www



 そういう名前の植物です。


 子供たちはとにかく下品なことが大好きでした。


 ドリフはそういうのをよくわかっていた。

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理科の解剖実験


 今ではとても信じられないだろうが、小学校の頃にカエルの解剖実験をした。


 「解剖実験」と呼ばれていたが、解剖して何か実験するわけではない。

 カエルを解剖する実習そのものだった。


 浮き袋や内臓などを丁寧に開いて、見本のようにカエルの臓器を確認した。


 この時はみなが真剣だった。

 みなが命というのもを少なからず感じていたので、ふざけるということはなかった。


 とても厳かな授業だった記憶がある。



 今も小学校低学年であんなことをやっているかどうかは知らないが、なかなかよい授業だったと思う。




 私はカエルの浮き袋がとても気になった。

 中にまだ空気が入ってそうな灰色の小さな小指の先ほどの浮き袋だった。


 こんな授業を受けたからか、よく昔の子供のイタズラで生きたカエルに空気を吹き込んで破裂させるとか、そんな話を聞くがやった覚えがない。

 カエルを採るということをしなかった。



 歳をとってもカエルの鳴き声は気持ちがいい。

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