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色紙遊び

「しきし」ではなくて、「いろがみ」という読み方をする方です。



 折り紙を折るための紙ですが、それは色とりどりの紙がありました。

 それを水に漬け、色を出して混ぜたり、抜けさせたりする遊びがありました。


 


「いろがみあそび」なんて、今ならどういうこと趣旨の遊びか分からないかも知れません。


 色のついた各種の紙があって、それを水につけて色を染み出させて遊ぶのです。

 水が出た色に染まります。それぞれの色を混ぜたりもしました。

 そういうことが面白いと遊んでいた子達がいました。

 特に女子たちがよくやっていたものです。


 まるでママゴトか実験のように彼女たちは熱心でした。



 もちろん銀紙と金はダメでしたが、他の色は抜けてくれました。

 紫、橙、青、黒、赤、黄色。



 まるで茹で過ぎた何かのように、みるみるうちに着色された紙の色が水に染み出してゆきます。

 その紙をバットとかか何かに浮かべて、女子たちはその色の変化の不思議に喜んでいたのです。


 授業でもアサガオなどの花からも色が出ることを教わります。

 もしかしたらその連想で始まったことかも知れません。




 よく言われる低学年の子供たちの遊びというものがあります。

 たいていは「手」を使う遊びです。


 「泥団子」とか「虫採り」みたいなものです。

 子供たちはまだよく知らない世界のあちこちに、日々驚きの目を向けていました。

 そしてなんとかそれをモノにしようとして連想や想像力を使って手に触れ、そして心に触れようとしたものです。



 それがたとえ多少は有害な工業製品であっても、変化というものに子供たちはとても敏感だったものです。

 今はそうした生活の危険からは遠ざけられているのが現代の子供たちですが、果たして世界の広さと複雑さを彼らは今どう理解しているのでしょうか。


 大人からのの押し付けというのも、ほどほどがいいのかも知れません。


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